リナロ、そしてキナリな時間

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新笹を採りに会津へ。そして、自分の原点へ。

14日に開催する笹だんごワークショップのための新笹を採りに、
会津の実家に帰りました。

朝5時に起きて両親と一緒に山へ。

早朝の山の気は、森の凜とした生命力に満ちあふれ、
清らかで、カラダもココロも浄化されていくようでした。
新笹のやわらかな緑も、いい大きさです。
「山の神さま、新笹いただきます」
心で挨拶しながら笹に触れ、ハサミで採る。

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鳥の声だけがBGMといきたいところだけれど。。
朝刊にすぐ近くに熊がでたことがでていて、
腰につけた熊よけの大きな鈴と(ちょっと錆びついていて音がイマイチ)
父がつけた熊に知らせるラジオの音が不似合いに響いて。
(しかもなぜか太極拳の番組・・汗)

あっという間に、腰につけたカゴには、ずっしりと新笹の葉。
なんと、母のカゴには私の3倍の量の笹の葉。
かないません・・・。

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実家へ戻る道すがら、
父から山がどんどん荒れてしまっていることを聞きました。

人が自然界の恩恵をいただきながら暮らし、
共に生きるバランスの中から生態系が守られていたことは、
その場で感じれば何の矛盾もない。
自然に生まれる自然界に対する感謝と謙虚な気持ちは、
日本古来の八百万の神としてのすべてに神が宿るとという考えに繋がっていく実感。

輸入の材木の消費におされ、
山で生きる人たちの生活が変化している、ここにも悲しい現実。

父の言葉に、自然界に対する視線と優しさを感じます。
そして、どんどん大きくなる今の時代への憤りとやりきれなさも。

山のたくさんの松の木が茶色になっているのを見ました。
最近、松食い虫が大量発生していて、
山の松の木がみんな茶色になってしまっているのだそうです。

ここでも、バランスが崩れている。
ココロが感じる痛み。

何をすればいいんだろう。
何が出来るんだろう。

私に出来る精一杯って?

「知る」こと。
「知ったこと」を伝えること。

「知らなかっただけ」のことを知ろうよという思い
これが私の原動力なんだ。

3月に開催した
「生産者さんに学ぶ・語り合う~生命の源・海の『今』を知る」ワークッショップ
も、星さんとの出会いから感じた「心の痛み」を伝えたいと思ったこと。

ワークショップのフォトギャラリーはこちら。



私が生まれた原点で、
私の思いの原点と繋がった時間。


笹だんごと菱巻の試作も大成功。
母と一緒にする一年に一度の恒例復習会
今年も美味しく終了。

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そして、母は。。
出来上がった笹だんごと菱巻と、
たくさんの笹をオスソワケにご近所へ出かけていったのでした。
これもまた、楽しみの繋がり。
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by atelier13 | 2009-06-08 11:29 | 日々のこと