リナロ、そしてキナリな時間

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久しぶりに酵母。

中医薬膳の講座の後、
気になっていた恵比寿の「COBO Staudio」を訪れました。

白が基調のすっきり洗練された空間に大切にライトアップされた酵母たち。
カウンターには、米×野生酵母のビンと「乳COBO88パン」が並べられ、
そのとなりには、かわいいトマトの酵母がプクプクしていました。
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ウエダ家オリジナル「乳COBO88」は、
完全無農薬米の山形おきたま米+野生米麹+超低分子水で起こした酵母。
乳酸菌のはたらきを引き出した酵母だそうです。

試食させてもらったパンは、
はるゆたかブレンド+海の精+乳COBO88だけで作ったパン。
深い甘い味です。

10年ほど前、
ホシノ酵母とはるゆたか100%で作る食パンにはまり、
3年通った天然酵母のパン教室で毎回焼いたパンの味を思い出すような
小麦粉の甘さと米酵母特有の風味が生きたパン。
美味しく、しっかりと「気」が満ちている味でした。
シンプルな材料で作るからこそわかるパワーのある味。

ウエダ家のことを知ったのは、5年くらい前。
自然な材料で起こす酵母に興味を持った時に購入した本の中の何冊かがウエダ家の著書でした。
その頃は、まだ酵母生活のネットワークを広める活動と研究をされている頃で、
本も素朴な感じでした。
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本棚からひっぱりだして開くと、あの頃の自分がタイムスリップして。

「COBO Staudio」でうかがうと、
この本はもう絶版になっているとのこと。

私の昔のブログの最後の記事にこんなこと書いた日付は2005.6.23。
ちょうど4年前。

その年、9月にお店をオープンすることになり、
怒濤のような流れのなか、
自分のためにゆっくりと酵母を起こしたり、
パンを焼いたりすることがなくなっていたこの4年間。

ウエダ家はこうしてまっすぐに進化を続けていたんだなぁ。

この素敵な空間と光を放つ酵母たちのビンを見て、
今、自分の深いところで感じる思いを大切にするため、
軌道修正をしている私の内部で何かのスイッチが入ったのでした。

そうだ、またパンを焼こう。
「野生酵母」を起こしてみよう。
シンプルに、パンを楽しもう。
ワクワクがプクプクと発酵を始めた日。
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by atelier13 | 2009-07-16 22:34 | 日々のこと