リナロ、そしてキナリな時間

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カテゴリ:日々のこと( 27 )

実践型の食育へ

先週末、スタートしたベーシックコース立ち上げの後、
すぐに東京へ向かいました。
1歳児からの台所育児を提案する坂本廣子先生の
実践型の「食育」のノウハウを学ぶためです。

子どもといっしょの講座を開催する中で見えてくる、現実的な情報やノウハウは、
県に問い合わせても、いろいろな機関で出している情報を見ても
心に響くもの、現場での問題をすくい上げるものはなかなか見つからず、
坂本先生に会いに神戸へ行こう!
そう思っていたところに繋がった情報。
そして、絶妙なタイミング。

8月は、自分への充電の月と決めた時から、
自分の内部も、外側もいろいろなことが大きく動きはじめました。

流れが変わるのは、自分が「やる」ことを決めた時から。
それは何度も体感してきたけれど、
今回もまた動きは速くて大きい。

思った通り、
坂本先生の話しは、一人歩きをしている「食育」という言葉への危機感、
社会的な問題を軽快な関西弁でバッサリと切る小気味よさ。
しっかりと地に足をつけた形で実践してきた実績に裏付けされた力強いものでした。
なにより、エネルギーがすごい。

2日目は、3歳~10歳までの子どもたち20人を見る講座でのいきなりの現場研修。
子どもたちにしっかりと包丁を使わせながら、手を出さず見守るということの難しさ。
一日終ったころには、どんだけ集中してたと思うほどクタクタ。。

今回の講座では、
試行錯誤しながら始めた、私が目指す「体験」が生み出す子どもたちへのサポートへの
現実的なサポートとして大きな力を得た気がしました。
まだまだ、実習は続きますが、
ここで繋がったネットワークはまた私のこれからの宝になりそうです。



おりしも、今日、8月6日は、09:55 に水瓶座で満月。
しかも、半影月食。(日本からは見ることできないけど)

意識や行動は、自分の進むべき方向に。(太陽が獅子座)
月が表す潜在意識の中では改革が起きているという感じらしいです。
今までの制限を突き抜けるかのようなイメージ。

月食や日食は、占星学では、大きな区切りや節目を表し、
この前の7月22日 蟹座の新月 (皆既日食)とダブルで、
ここ半年を振り返り、そして、今後半年をどう過ごすかという
「自分を大きく切り替える」流れが起きているはず。

しかも13の月の暦(マヤ暦)では、7月26日に新年を迎え。。
エネルギーのシフトチェンジをびんびん感じる今日この頃であり。

制限(自分の)を外し、手放す。
そう。。ですよね~やっぱりね。。の状況多し。。(汗)



今回は、中医学の小金井先生の講義も重なり、
時間を有効に生かされた感。
また、こちらも内容濃~いもので。


昨夜遅く戻った仙台は、花火の余韻に賑やかな気にあふれていたけれど、
玄関を入ってからの記憶がないくらいバタンキューな夜でした。。
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by atelier13 | 2009-08-06 12:39 | 日々のこと

久しぶりに酵母。

中医薬膳の講座の後、
気になっていた恵比寿の「COBO Staudio」を訪れました。

白が基調のすっきり洗練された空間に大切にライトアップされた酵母たち。
カウンターには、米×野生酵母のビンと「乳COBO88パン」が並べられ、
そのとなりには、かわいいトマトの酵母がプクプクしていました。
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ウエダ家オリジナル「乳COBO88」は、
完全無農薬米の山形おきたま米+野生米麹+超低分子水で起こした酵母。
乳酸菌のはたらきを引き出した酵母だそうです。

試食させてもらったパンは、
はるゆたかブレンド+海の精+乳COBO88だけで作ったパン。
深い甘い味です。

10年ほど前、
ホシノ酵母とはるゆたか100%で作る食パンにはまり、
3年通った天然酵母のパン教室で毎回焼いたパンの味を思い出すような
小麦粉の甘さと米酵母特有の風味が生きたパン。
美味しく、しっかりと「気」が満ちている味でした。
シンプルな材料で作るからこそわかるパワーのある味。

ウエダ家のことを知ったのは、5年くらい前。
自然な材料で起こす酵母に興味を持った時に購入した本の中の何冊かがウエダ家の著書でした。
その頃は、まだ酵母生活のネットワークを広める活動と研究をされている頃で、
本も素朴な感じでした。
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本棚からひっぱりだして開くと、あの頃の自分がタイムスリップして。

「COBO Staudio」でうかがうと、
この本はもう絶版になっているとのこと。

私の昔のブログの最後の記事にこんなこと書いた日付は2005.6.23。
ちょうど4年前。

その年、9月にお店をオープンすることになり、
怒濤のような流れのなか、
自分のためにゆっくりと酵母を起こしたり、
パンを焼いたりすることがなくなっていたこの4年間。

ウエダ家はこうしてまっすぐに進化を続けていたんだなぁ。

この素敵な空間と光を放つ酵母たちのビンを見て、
今、自分の深いところで感じる思いを大切にするため、
軌道修正をしている私の内部で何かのスイッチが入ったのでした。

そうだ、またパンを焼こう。
「野生酵母」を起こしてみよう。
シンプルに、パンを楽しもう。
ワクワクがプクプクと発酵を始めた日。
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by atelier13 | 2009-07-16 22:34 | 日々のこと

カラダの外にでた物は「血」とはいわない?!

「血(けつ)」は身体の中で「気」が一緒になってはじめて血液としてとらえる。
外にでたとたんに、「気」は拡散して離れてしまう。(離経之血)
身体の外に出たものは「血」ではない。(死血)
気の力によって「血」は存在する。(血為気之母)

・・・輸血してまた身体に入れると身体の中で「気」がまたやどり、
「血」として蘇る・・

ほぉ~

おもしろすぎる小金井先生の中医学の授業。
今日は、「気・血・津液」について。

無形である「気」の概念は、
東洋の哲学や医学ではメインになる部分でもある。
万物すべてに「気」が宿るという考えのなかに生きてきた東洋の人たちには、
感覚で理解することはむずかしくないけれど、
それを、言葉で表現する難しさはいつも感じているところでもあり。

「心気・肝気・腎気・・・・・」と、
臓象学説のところでももちろんでてくる「気」ではあるけれど、
「気」そのものの概念をどうとらえていくのか。

中医学では、有形のものを動かし、管理するのは「気」であると考える。
たとえば、
「血(けつ)」の流れが正常であることは、「心気」が正常に動いているととらえる。
これは、
「心気」が弱れば「血」を送り出せなくなるし、
「血」が流れなくなれば、「心気」が正常であっても流れない。
というように「血液」そのものを部分でとらえることはない。

有形のものと無形のものの相関関係を全体としてとらえていく。

有機的全体思考。

中医理論においてのもっとも基本的な考え方は、
まず、全体を認識する立場に立ち、そして個々の関連性を思考する。
人体自体をひとつの統一体として見なし、内部個々の関連性を考慮し、その上で、
自然界との対応を認識していく。

人体は、各組織器官から成り立っているけれど、それらはバラバラに機能しているのではなく、
相互の関連性の上に成り立ち、相対的均衡性をもちながら全体的調和を保っているということ。

個としての統一体は、内部矛盾の上に成り立つ個としての統一体であり、
すべては、バランスなのだ。

これは、生き方(在り方)そのものの哲学につながる。


これを具体的に紐解いていく講義。
ぐんぐん引き込まれていくうち、あっという間に終ってしまうから、
時間、たりな~い!!
と後ろ髪引かれつつ、とんぼ返りで今回も帰路へつくのでした。



毎回、メインの講義の内容以外のところでハッとするような言葉をもらう。

前回の講義の時に先生のエピソードの話しのからでた言葉。
「すべては直感できめる。上(天)にあげとけば答えがくる」

自分に向けて話して下さったのかと思うほど、
その時の私の心の深いところに入った。

そう、すべては自分を信じ、流れのままに。
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by atelier13 | 2009-07-09 08:29 | 日々のこと

河北新報、朝刊に。

河北新報7月6日の朝刊、
『「好き!」を貫く女たち』に紹介していただきました。

「思い」だけ先行しては、
前のめり気味に走って転んで、また起きる(笑)
こんな私を見つけて下さって、
本当にありがとうございます。

ある意味、これは、
私なりに『「好き!」を貫いて来た』ということなんだと
あらためて、時間の流れを見つめるきっかけになりました。
そして、思いがけず「思いの棚卸し」ができたように思います。



会津の田舎で育った私の小さいころ。

日本の生活の道具や器はみんな木や自然のもので出来ていて、
暮らしそのものが確かに自然のリズムと同じ速度で流れていました。

今あの頃の器や道具たちは、
もう使われることなく実家の蔵の奥にしまわれています。


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ひいばぁちゃんのこね鉢



最近、本当の豊かさの意味をよく考えるようになりました。


暮らしも食もまったく変わってしまった今の日々の暮らしのなかで
ふっとした瞬間によみがえる昔の台所の風景や母の姿。

母が湯気の上がったもち米を運んできて、
祖父と父が杵と臼で餅つきをし、
祖母が掛け声をかけながら餅を返していた
お正月が近い朝の風景。

向田邦子の世界にいるような心がほわっとなる思い出。
時の玉手箱のようです。

昔は、お祝いも仏事も人が集まるときには2間続きの座敷を開け放し
母が何日も前から仕込んで準備をしていた料理がお膳に並べられました。

土間がある台所ではいくつも大きな鍋が並び、活気づいていて
幼心にもワクワクしたのを覚えています。
今思えば母は相当大変だったのだろうけれど。

女は台所にいるのものと言われ、ずっと母の傍にくっついていた私。
特に教わったわけではないけれど、
母のしてたことはやっぱりカラダやココロが覚えていて、
伝えていかなきゃって思います。

日本人の血に流れる感受性の素晴らしさを忘れないために。

やっぱりこれが私の原点。
あらためて感じた今回の取材でした。


昨日、今日とたくさんの方にお問い合わせをいただいて、
びっくりしながらも、とても嬉しい時間と大きな力をいただきました。
ご連絡下さったみなさま、本当にありがとうございました。


記事のなかで書いていただいたニシンの山椒漬け。
食べ物の記憶は、小さい頃の自分と繋がって、胸がキュンとなります。
子どもたちみんなに、そういう記憶を繋いでいきたい。

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by atelier13 | 2009-07-07 19:17 | 日々のこと

中医薬膳

今日は東京日帰りでの中医薬膳講座の日。

朝、7:30に乗り込むと、お昼には東京に着く高速バスは、
3,000円という値段の安さももちろん、
5時間という集中した読書タイムにはもってこいの時間。

読んでは、眠り。。
起きては読み。。
車窓から空や緑や、流れる風景を見る。
至福の時間。


今日は、「中医学基礎」の「蔵象学説」 肺、脾、肝について。

北京中医薬大学北京本校大学院の修士課程を取得されて、
帰国後、中医学の教鞭や本を出版されている小金井信宏先生の講義は、
あまりに面白く、深くて、いつもあっという間の3時間。

スキンヘッドでアーティストっぽい先生のキャラの濃さにも引き込まれ、
回を重ねるたび、だんだん生徒と先生の気がなじんできた心地よさもあり。


古典から見える解釈、西洋医学との解釈の違い、
歴史的な背景から見える、中医学の変化。
そして、やっぱり、すーと入ってくる宇宙観。
いままでやってきたことが、シナプスが繋がるように繋がっていく。
いつも、ほほぅ~!の連続。

今日、印象に残ったのは、「肺朝(聚)百脈」
・・・肺にはたくさんの脈が集まっていること。

実はこの解釈は、西洋医学との兼ね合いで作られた意味であり、
現代では、もともとの「皇帝内径」の意味に戻って来ているとのこと。

これは、人間の個体での一番大きなリズム(潮の満ち引き)のことを表し、
正常な脈拍(72)と呼吸(18)のリズム4:1と宇宙のリズムがリンクしていることを
あらわしているという。
昔は、正常なリズムである一呼吸4脈(一息四至)で、時間を感じ、
その人の人生が奏でられると考えた。
これが崩れると、肺の「気」がおかしくなる→「心」(脈)もおかしくなる。
(動悸、息切れが同時におきることの意味)

「脾主昇清」での「脾」の気が内臓すべてを支えている意味や、
「肝」の気がつかさどる「女性性」や「男性性」の話しなど、
今日も興味はつきないのでした。

自分のカラダに起きていることが紐解かれていく快感が随所にあり、
同時に聞きたいこともたくさんわき出てこんがらかったり。
ひとつひとつが別物ではなく、繋がっていることを実感しつつ、またグルグルになり。
おもしろくて難しくて楽しい。

今日の休憩タイムは、「山査子(さんざし)のゼリー」でした。
山査子は、酸甘温。中食薬では、消食薬。
油っこいものを食べたあとによい消化のための食薬です。

次回も楽しみ!
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by atelier13 | 2009-06-11 02:02 | 日々のこと

新笹を採りに会津へ。そして、自分の原点へ。

14日に開催する笹だんごワークショップのための新笹を採りに、
会津の実家に帰りました。

朝5時に起きて両親と一緒に山へ。

早朝の山の気は、森の凜とした生命力に満ちあふれ、
清らかで、カラダもココロも浄化されていくようでした。
新笹のやわらかな緑も、いい大きさです。
「山の神さま、新笹いただきます」
心で挨拶しながら笹に触れ、ハサミで採る。

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鳥の声だけがBGMといきたいところだけれど。。
朝刊にすぐ近くに熊がでたことがでていて、
腰につけた熊よけの大きな鈴と(ちょっと錆びついていて音がイマイチ)
父がつけた熊に知らせるラジオの音が不似合いに響いて。
(しかもなぜか太極拳の番組・・汗)

あっという間に、腰につけたカゴには、ずっしりと新笹の葉。
なんと、母のカゴには私の3倍の量の笹の葉。
かないません・・・。

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実家へ戻る道すがら、
父から山がどんどん荒れてしまっていることを聞きました。

人が自然界の恩恵をいただきながら暮らし、
共に生きるバランスの中から生態系が守られていたことは、
その場で感じれば何の矛盾もない。
自然に生まれる自然界に対する感謝と謙虚な気持ちは、
日本古来の八百万の神としてのすべてに神が宿るとという考えに繋がっていく実感。

輸入の材木の消費におされ、
山で生きる人たちの生活が変化している、ここにも悲しい現実。

父の言葉に、自然界に対する視線と優しさを感じます。
そして、どんどん大きくなる今の時代への憤りとやりきれなさも。

山のたくさんの松の木が茶色になっているのを見ました。
最近、松食い虫が大量発生していて、
山の松の木がみんな茶色になってしまっているのだそうです。

ここでも、バランスが崩れている。
ココロが感じる痛み。

何をすればいいんだろう。
何が出来るんだろう。

私に出来る精一杯って?

「知る」こと。
「知ったこと」を伝えること。

「知らなかっただけ」のことを知ろうよという思い
これが私の原動力なんだ。

3月に開催した
「生産者さんに学ぶ・語り合う~生命の源・海の『今』を知る」ワークッショップ
も、星さんとの出会いから感じた「心の痛み」を伝えたいと思ったこと。

ワークショップのフォトギャラリーはこちら。



私が生まれた原点で、
私の思いの原点と繋がった時間。


笹だんごと菱巻の試作も大成功。
母と一緒にする一年に一度の恒例復習会
今年も美味しく終了。

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そして、母は。。
出来上がった笹だんごと菱巻と、
たくさんの笹をオスソワケにご近所へ出かけていったのでした。
これもまた、楽しみの繋がり。
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by atelier13 | 2009-06-08 11:29 | 日々のこと

想いそしてこれから。

小田切恵にとってキッチンはアトリエ。
自分自身をクリエイトする場所です。
LINALOが一番大切にしたいことは、
『楽しい』を創造することと『感じる』こと。そして、『繋がり』。

ありのままに、じぶんを楽しむ。じぶんを感じる。
暮らし。仕事。子ども。たいせつな人。じぶんだけのスタイル。生き方。環境。
繋がってすべてを感じ、楽しむこと。

美味しいごはん。日本の昔からある素敵なもの。
ほんとは、とても近くにたくさんあって。
決まってそれは自然でやさしい。


そして、もうひとつ、
小田切のテーマに、女性と子どもがあります。
女性として、母として、
今見えてきたもの。

手仕事や経験から繋がるもの。
ただ、シンプルにみんなが楽しい解放される時間。


LINALOは、
そういうものにアクセスするスイッチをたくさん創っていきます。




スローマクロビオティックスクール:ゆっくり自分が変わるマクロビオティック
・ベーシックコース・アドバンスコース

スイーツレッスン
 ・ナチュラルスイーツレッスン
 ・マクロビ和菓子レッスン
 ・米粉スイーツレッスン

ONE DAY レッスン: 季節を楽しむ料理・素材を楽しむ料理・子どもと作るおやつレッスン等

ワークショップ:体験参加型のイベント:勉強会:みんなでワイワイ作る・知らなかったことを知る。
・笹団子・お焼き・梅干し・味噌・切り干し大根・干し柿・ジャム作りetc.
・日本伝統製法調味料、食材について学ぶ。製造見学・製造体験。
(塩・味噌・醤油・豆腐・麩・和菓子・お酒etc.)
・春の山菜や摘み草料理。花見。柿の収穫体験と干し柿つくり。蕎麦打ち。
・酵母について学ぶ。天然酵母を育ててパンを焼く。
・日本の文化を楽しむ。
(陶器・日本の色・自然素材の布・せっけんetc
・こだわり職人に話を聞く。
・農業について知る。
・漁業について知る。
・環境問題について知る。
・自分のカラダとココロを感じる。
・・・ etc.

今、ワクワクと計画中です!
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by atelier13 | 2009-02-04 10:24 | 日々のこと